初心者がネットビジネスで詐欺に合わないためのポイント

　ネットビジネスを始める人にむけて、初心者が気を付けておきたいポイントや、情報商材を購入する際の注意点などを、ネットビジネスの副業で月20～30万円の利益を得た、ネットビジネス経験者の観点から紹介します。

　ネットビジネスをインターネットで検索すると、とても多くの検索結果がでてきます。

・寝てるだけで×××万円！
・毎日５分の作業で×××万円！
・クリックするだけで×××万円！

といった、とても魅力的なビジネスが出てきます。

　インターネットの世界では、ビジネスのノウハウが「情報商材」としてPDFなどの文字や動画として販売されており、またビジネス塾やセミナーとしても販売されています。例えば「サイトで稼ぐ方法」という情報をPDFや動画、セミナー、塾形式として売っているわけです。このサイトにも広告が出ていますが、これをクリックするとサイト運営者に広告収入が入る仕組みになっています。

　これらの商材は数万円から、中には数十万円もの高額で販売されています。しかしながら、このような謳い文句のおいしい儲け話しのほとんどは詐欺的と言わざるを得ません。おいしい儲けばなしの情報商材、高額塾、セミナーに大金を払っても結局稼げなかったと言った声は、ネットビジネス業界ではめずらしい話ではありません。もちろん、中には良心的で、本当に買ってくれた人を儲けさせたいと思っている人もいますが、一般の人が見分けるのは難しいです。

　そのような、詐欺的な内容に引っかかる確率をなるべく低くするために、初心者が気を付けておきたいポイントをお伝えします。

ポイント①相談する人がいなければ自分で情報を集める

　まず初めに、ネットビジネスを始める人の多くの共通点をご存知でしょうか。それは「まわりにバレずに副業として始めたい」という点です。副業を始めたい多くの人が、給料が少ない、貯金が少ない、リストラに合いそう、お金が無い、収入がダウンした、仕事をやめたいけど収入が不安、などの現在の経済状況に悩みをもっています。

　そこで少しでも収入を増やすために仕事をしつつ、周りにはばれない副業を求めてネットビジネスを選ぶ人が大半です。確かにネットビジネスは周囲に内緒で始めることができます。しかし、それが逆に大きなデメリットになることがあります。それは誰にも相談できないところです。経験者が周りにいない、副業を知られたくないので相談できないためです。

　このような誰にも相談できない状況では、おいしい話につられて、冷静な状況ではなくなり、詐欺的な情報商材に引っかかりやすくなるといえます。そのためにも、あらゆる角度から情報を集めて、冷静に判断できるようになりましょう。

　情報を得るための手段として情報販売者のサイトやメルマガがあります。多くの人のサイトやメルマガを読み比べていくうちに「こいつ嘘っぽいな」と判断ができるようになってきます。また、その買いたい情報商材や情報販売者をネットで検索して、悪い情報があれば買わないことをお勧めします。

ポイント②情報販売者は本当に稼げているのか

　そもそも情報販売者が現時点で稼げているかどうかが重要です。ネットビジネスの世界はノウハウやテクニック、トレンドなどの変化がとても激しい業界です。昔は稼いでいたけど、今はそのノウハウでは稼ぐことができていないこともあります。もし情報販売者が現時点で稼いでいないならば、そのノウハウ自体が時代遅れの可能性があります。

　ネットビジネスの世界では１，２年前の知識やノウハウ、テクニックでは時代遅れだったり、ルール変更などで稼げなくなっていることもあります。その時代遅れの情報を情報商材として売っていることもあるので要注意です。

　よって情報発信者がそのビジネスでどのくらい稼いでいるかを確認しなければなりません。情報商材の販売で稼いでる額ではなく、ノウハウ自体を使ってどのくらい稼いでるかが重要です。稼いでいる金額の確認は難しいので、「実際に稼いでいるサイトを見せてください」と言ってみましょう。

ポイント③どれだけ稼いだ人がいるか、コミュニティがあるか

　そのビジネスでどれくらいの人数が稼いでいるかもとても重要です。稼いだ人達が多くいる場合には、コミュニティが出来ていることもあります。そのようなコミュニティがある場合には情報交換や相談が出来たり、精神的にもとても助けになります。もしコミュニティ主催の懇親会などに参加できる場合には、どのような人たちがいるのか、どれくらいの人数が稼いでいるのか、いくら稼いでいるのかを聞いて回ってみましょう。

　その一方で、詐欺的な情報販売者や塾、セミナーの場合には、購入者同士で交流をさせないようにしている場合があります。これは購入者同士で情報交換をされたり、不満や暴露などによって口コミで評判が悪くなったりすることを恐れるからです。購入者同士の横のつながりを積極的に進めているかどうかも判断のポイントになります。